ティータイムコンサート練習

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11日月曜のお昼過ぎ、来る16日(金)の「天神くらいねギター教室ティータイムコンサートNo.21」の練習のため、橋口武史さんの教室「すたじおg」にお邪魔しました。

コンサートテーマを”海の日”に合わせて、「海と風と虹と」にしましたので、デュオもそれにちなんだ(そんな雰囲気の)曲を集めてみました。

唱歌「海」は藤井真吾さんの編曲で、サティ風のゆったりした伴奏に始まります。メロディをそのままひくのでなく、二つのパートが交互にひくようになっていて、波のざわめきがあちらこちらで聞こえてくるようです。

”風”にちなんだ曲は三曲で、フランスのバロック期の作曲家クープランのチェンバロ曲「風になびく帽子の飾り紐」と、久石譲の映画音楽「風の谷のナウシカ~風の伝説」、それに僕的には爽やかな春風のようなイメージのビゼー作曲「アルルの女~メヌエット」です。
クープランは優雅な中に微妙なゆらぎを感じます。多分帽子を被っているのは王侯貴族のお嬢さんでしょうけど、風に吹かれつつ何を思ってるんでしょう。
「ナウシカ」は、気まぐれで空虚な風の中から低音域でのメロディが浮かび上がり、次第に厚みがまして壮大な感じになります。
「メヌエット」は、フルートの曲としてあまりに有名ですね。
”虹”のイメージでのデュオは、荒井由実の「ひこうき雲」です。青い青い大空の中にひとすじのひこうき雲・・色の対比と広さの対比が心の中を風景を現わしているようです。

ソロも「海と風と虹と」にちなんだ曲を集めてみました。

「海のセレナーデ」はあまりひく人はいませんが、アナ・ヴィドヴィッチのために作られた曲で全編トレモロ奏法の曲です。

”海”にちなんだ曲では、日本人作品を集めてみました。
戦前の日本のギター界の草分け、武井守成「やどかり」横尾幸弘「夜光虫の歌」椎野みち子「深海」です。
「やどかり」はちょこまか動いたり殻に閉じこもったり・・といったやどかりの生態をユーモラスに描いています。
「夜光虫の歌」は、おそらくエチュードとして書かれたと思います。”虫”になっていますが、~~夜光虫は生物学上においては「植物性鞭毛虫綱渦鞭毛虫目」に分類され、植物分類学上では「渦鞭毛植物門」に分類されるというのも特徴のひとつです~~らしいです。
椎野さんは徳島出身で東京で活躍されているギタリストです。たくさんの作品や編曲を発表していますが、この曲は6月に発行された「ギターの友」所収のものです。
日本人作品をもう一つ、夏につきものの虫の幼虫を描いた中野二郎「踊る孑孑」です。親虫のメスは僕らの血を吸ったりして不快ですが、幼虫自体は汚れた水を浄化してくれるんだそうです。「踊る~」のリズムが、ベートーベンの交響曲第七番となんか関連があるように感じます。

”虹”の曲はずばり、「オーバー・ザ・レインボウ」です。ギターのためにたくさんの人がアレンジしていますが、スタンダードな武満徹さん編曲です。

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