
10月21日(金)午後二時より、「天神くらいねギター教室ティータイムコンサートNo.34」を開催いたします。今回は「秋の日」と題しまして、“月の光”にまつわるいくつかの静かな作品を演奏いたします。二重奏共演は橋口武史さんです。入場料は¥1500、いつものように終演後にささやかですがコーヒーブレイクをいたします。
中野のソロでは、年間テーマである「25のエチュード」の作曲者カルカッシが演奏会用ピースとして作ったと思われるフランス民謡「月の光」による変奏曲Op.7です。よく知られたメロディを、主に音型変奏の手法でカルカッシがさばいていきます。
次に「ムーンライト・セレナーデ」、これも非常によく知られたグレン・ミラー楽団のテーマ曲ですね。鈴木大介さんの編曲は原曲を活かしたさすがのものです。
月・・ではありませんが次はトローバ作曲のノクターン(夜想曲)です。トローバにしてはちょっと変わった作風です。舞曲風ではありませんが、スペインの薫りのする曲です。今を去ることかれこれ40年前くらいになりますか・・どこかのコンクールの課題曲となって一生懸命練習した記憶があります。
年間テーマのカルカッシ:25のエチュードはNo6・7・8です。逆順に演奏します。
スラーに彩られた和音進行による第8番、多分25曲の中で一番知られていてトレモロ奏法が使われることもある第7番、二声の対話が楽しく突然のアーメン終止で終わる第6番の三曲です。
橋口さんとの二重奏は三曲、ピアノ曲として超有名なドビュッシー作曲「月の光」、これはなかなか納得のいくアレンジがないので自分で編曲しました。そしてソル作曲のOp.35からのエチュードにメロディを付けたものを二曲演奏します。一曲は「月光」という題名で有名なOP.35-22です。メロディパートは鈴木大介さんが作りました。もう一曲は「秋の歌」という題名が付けられたoP.35-24です。メロディは上田益(うえだ・すすむ)さんが付けています。
お時間ありましたらぜひお出でください。事前にご予約いただけると助かります。
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