
久しぶりにユーチューブにアップしました。
ギターオリジナル作品で最も有名な曲の一つ、ソル作曲モーツァルトの歌劇「魔笛」の主題による変奏曲Op.9です。
名高い歌劇からの名高いアリア・・ではなく第一幕の終わり近くで悪者に追われるパパゲーノが鈴を鳴らすと、その音に浮かれて悪者たちも踊りだす、という場面です。
ありとあらゆるギターの名手たちが全員レパートリーにしている曲ですが、僕も頑張っ参入してみました。
もう一曲「今の歌声は」はロッシーニの歌劇「セビリアの理髪師」から、ヒロインであるロジーナが歌うこちらは有名なアリアです。
当時の出版界の大物、ディアベリがアマチュアギタリストたちが家庭などで楽しむために編曲出版したとおもわれます。
録音・録画などの技術がなかった18~19世紀当時は、ちまたで流行るオペラアリアや管弦楽曲などを家庭で楽しめるよう、数多くの編曲出版がされました。中にはウデに覚えのある高度なアマチュア用やプロが腕自慢のために作曲したようなものもありました。リストなんかもピアノソロ用にベートーヴェンの交響曲なんかを編曲していますしね。当時著作権がなかったわけではないでしょうが、今のようにガンジガラメで文化の普及よりはむしろ障害になったり商売に走りすぎたり・・よりはおおらかで良い時代であったとおもいます。
アドレスはこちら。
「魔笛の主題による変奏曲Op.9」 https://youtu.be/0qb7-OLVmNI
「今の歌声は」 https://youtu.be/8snl7Js09vg
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